作業療法の目的
当院では外来・入院の患者さんに対して作業療法士が、医師の指示のもとで作業療法を行っています。精神疾患により、生活に障害がある方々に対し、個別のあるいは集団で、具体的・現実的な作業活動を通して、精神機能の向上、対人関係能力の改善、基本的な生活能力の改善、社会生活能力の改善等を図り、その方にとってより良い生活が送れるよう指導、援助を行っております。
作業療法の種目
■手工芸
作業療法室にて、患者様が希望する作業活動を自由に行っています。
作業種目は、塗り絵や絵画、ネット手芸、編み物やお裁縫、工作等です。
製作した作品は、ご自身で使用したり、贈り物にしたり、吉川市民祭りに提供・出展したりしています。
■園芸
週に一度、病院の近くに設けられている畑で様々な野菜を作っています。
収穫できた野菜は、調理プログラムで美味しくいただきます。
また病院敷地内に季節ごとの花を咲かせる取組みもしてます。
■音楽
ピアノの伴奏に合わせてコーラスしたり、トーンチャイムやハンドベル、打楽器等を歌や音楽に合わせて演奏したりしています。
■体操・スポーツ
筋力低下、腰痛・肩こり、嚥下や言語機能の低下等、様々なお困り事に対応できるよう、各種体操を適宜音楽や道具を用いて行っています。
卓球・バトミントンなどもしたりします。
■その他
塗り絵や書道、硬筆、パソコン、集団製作、調理などの作業活動や、季節イベントを行っています。
全体行事には卓球大会、運動会、盆踊り、クリスマス会があります。
利用方法
作業療法は医師の許可が必要ですので、参加を希望される方は主治医にご相談下さい。